母の怒り（説教のこと）

今日は息子への不満、説教の内容、母（私）の怒ってる理由について書きます。不愉快だと思われる方もあるでしょう。静かにスルーして下さいな。

息子はいいところもあります。元気で陽気（まるでビーグル犬の宣伝みたい）でも私の怒る理由は
１）先ず日常生活のこと。
制服は言わないと着替えない。脱いだらそのままクシャクシャ。ひどい時は金曜日のクラブの後、ダッフルバッグに突っ込んでおいて月曜の朝までそのまま。当然洗濯にも出さないので汚れがこびりついて落ちない。キタナイ靴下は必ずリビングのソファーの上に脱ぎ散らかし、鍵もそのへんに置きっぱなし。で、翌朝は鍵がないと大騒ぎ。
自転車の鍵は掛けておかなかったので盗まれたことも。
部屋はゴミ箱状態。玄関の前が彼の部屋なので、「ごめん下さい」とドアが開いたとたん、彼のキタナイ部屋が目の前に晒されることに。どんな家や
ゴミ箱状態の彼の部屋から溢れた荷物がリビングや和室にまで浸食。また一度彼の部屋に紛れたものは二度と出てこない。性別不詳の私の黒いTシャツや靴下などはしょっちゅう被害に遭う。
お金を請求するだけでなく、部活や日常生活で必要な経費はノートに書き出して請求するように言ってもなかなか書かない。

物の始末をきっちりとしないため、行方不明になるのは鍵だけではない。小学校時代から去年まで使ってためがねはしょっちゅう行方不明に。
はずしてもきちんとケースにしまわないし、ひょいとどこかに置いて本人は置き場を忘れてしまう。後で大騒ぎして探したところ学校の砂場やプールサイドに放ってあったということも。
マンションの公園で雨ざらしになってところを幼稚園の子供が見つけて届けてくれたことも。トホホ。学校からの旅行で行った先の遺跡の井戸に落としてきたこともあったな。
懲りさせるためにめがね代を誕生日のお祝いやお年玉で買わせたこともあったが（強度の近視＋乱視だからメガネ代も高い）、一向に懲りる様子もなく結局去年コンタクトレンズにするまでこの状況が続いた。
携帯電話、メガネ一式をアメリカで行方不明にしてしまったことも。

２）学校生活について
学校からの連絡物を出さない。小学校の時からクリアファイルを渡してこれに入れて帰ってくるよう何度言ってもプリント類を忘れてくる。見せしめとして夜の９時頃に学校へ取りに行かせたことも。怖くて泣きながら取りに行ったので、これからは懲りて忘れることもないだろうというこちらの期待に反して翌日はまた忘れてくる→こっちが根負けした。
懇談会の時に机の中をチェックするとカビの生えたプリンのカップなどと一緒に提出期限切れの書類がいっぱい出てくる（当時の担任はこれを「地層化」と表現）。担任からも「こういう子はもうどうしていいかわからない」と半ばさじを投げられる。
当然、教科の提出物も出さないからいくら一発勝負のテストの点が良くても内申が悪くなる→進学にも差し支える。
諸費引落のプリントも渡さないので、学校から残高不足で落ちませんでしたと電話が掛かってくる。先生には平謝り。
参観やPTA活動などの学校行事もだいたい終わってから知る。中学校や高校の説明会の日程も知らなかった。
極めつけは「お母さんは食いしん坊やから給食の試食申し込んでおいたげたよ」と、当日の朝に知らされ大あわて。仕事の昼休みに学校へぶっ飛んで行く。
最近はしっかり者のクラスメートの女の子がメールをくれるので様子がわかるようになってきた。時々ゴミ箱のような部屋をガサ入れ、最近は学校のHPこまめにチェック。

３）塾・お稽古事
自分で行きたいと言って行き始めた塾を遅刻して行く、さぼる。理由はクラブが遅くなって遅れたとか。クラブがないと思って塾の予定を入れてたけどクラブがあったから塾を休んだとか、とにかく計画的でない。なら辞めればというとそれはイヤ。
いい加減な行き方をするから、今行ってる英語の塾では中学内容の復習に一年間もかかってしまいました。その無駄な費用一ヶ月30,000円×12ヶ月36万円なり。
ピアノだって言わないと練習しない癖に辞めるのはいや。バイエルを終了するのになんと６年間。
半年ぐらい同じ曲を弾いてるのを聴いてると、よくイヤにならないものだと私は呆れると言うより感心してしまう。彼のピアノは練習ではなく、ただ弾いているだけなのでちっともうまくならない。
練習というのは前回のお稽古時に注意されたところ、自分でうまく弾けないところを弾けるようにすること。それをしないから次のお稽古でもまた同じ所を注意される。ピアノ歴９年目にしてやっとわかってきたのか最近はやっとそのあたりを注意しながら練習をするようになってきた。

塾やピアノに遅れたり休んだりするもんだから苦情はお金を支払ってる私に。（塾などのエクストラの費用は我が家では私の分担）。

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私は息子に怒ります。怒鳴ります。時には剣道の竹刀を振り回して床をバンバン叩いて暴れます。仕事から帰ってきて忙しい時間だけど、その都度説教するんです。私が怒るとその時は神妙な顔をして聞き、時には涙を浮かべながら謝ります（たぶん本当に申し訳ないと思ってる）。でも、ものの10分もすれば笑顔で夕食の献立など聞いてくるんです。何事もなかったようにケロッとしてるんです。どれだけ罵られても、落ち込むとか悩むとかいうことがないんです（私なんか親から怒られたら一週間ぐらい根に持ってた。その代わりに同じような過ちは繰り返さない）。一体さっきの涙はなんだったんだと思うと、精魂込めて説教した私は怒ってるときより一層疲れます。ず〜っとこの10年ぐらいこのような事の繰り返しなんです。良く言うと「気持ちの切り替えが早い」んだけど、毎日一緒に暮らしてるものはたまりませんよ。いくらジムでストレス解消したって追いつきやしない。

高校生にもなってこの有様。彼のためにはよかれと思って小さいときからいろいろやってきたんだけど、どこかで育て方を間違ったのかな。私が仕事をしてるから行き届かなかったのかな〜一人っ子だからだめなのかな。（当時の身分は非常勤で、とても二人目を産めるような状況じゃなかったので）仕事をやめようかと思ったこともありました。それとも生まれつきそういうキャラなのか･･･でも今のいい加減な性格のまま大人になったら社会にも迷惑かけるだろうな〜と心配です。
何とか取り返しのつくうちに自分で気づいて直してほしいのです。他人からはお母さんが几帳面すぎるんだって言われるけど、私もいい加減なところはあるし。
　 通勤路に少年鑑別所（教育センター）があります。入り口の立て看板には「子供さんのことでお困りのことがあれば相談ください。専門家が相談に応じます。秘密は固く守られます」と書かれています。何度相談に行こうと思ったことか。ただ鉄格子の部屋が見えるのでそれがちょっと怖くて･･･今日に至ってます。
一見、何の悩みもなそうで脳天気に見える私ですが、実は「息子」という大きなトラブルを抱えております。